『Fate』新作アニメ情報3連発! そして発売開始から47年、あの大物がついにアニメに……!?
『Fate』新作アニメ情報3連発! そして発売開始から47年、あの大物がついにアニメに……!? 先週一週間のアニメニュースをまとめてお伝えする【ざっくりアニメニュース】。2017年最初のニュースも、楽しみな新作のニュースが揃ったの出、さっそくざっくりとお伝えしたい。 まずは皆大好き『Fate/stay night』『Fate/Zero』、そして今はゲーム『Fate/Grand Order』も好調な、『Fate』関連ニュースをまとめて。 『Fate/stay night』を題材にしたダンジョンRPG『Fate/EXTRA』を原作とする、TVアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』(TYPE-MOON)より、最新キービジュアルとPVを公開! 『Fate/EXTRA』は、ビジュアルノベルゲームだった『Fate/stay night』の世界観を引き継ぎながらも、タイプは全く異なる対戦型ダンジョンRPG。昨年、TVアニメ化が発表されていたが、久しぶりの続報となった。シリーズ構成を原作の奈須きのこ自身が務めるほか、総監督:新房昭之アニメーション制作:シャフトという黄金コンビが顔を揃えた。 著者を東出祐一郎、イラストは近衛乙嗣が務める『Fate/stay night』のスピンアウト小説、『Fate/Apocrypha』(TYPE-MOON BOOKS)も新たにTVアニメ化がされることに。 『Fate/Apocrypha』は、約60年前のルーマニアで行われた第三次聖杯戦争を描いた物語。こちらのTVアニメは、監督を浅井義之、アニメーション制作はA-1 Picturesが務める。 そしてラストは、劇場版アニメ『Fate/stay night[Heaven’s Feel]』(TYPE-MOON)から、予告映像が公開! というニュース。多様に展開する『Fate』シリーズの原点『Fate/stay night』は、ご存知のとおり全3ルートで構成されているが、[Heaven’s Feel]はアニメ化されていない最後のルート。最初に『Fate/stay night』がTVアニメ化されて10年以上もの時間を経て、ついにアニメ化を果たすだけに、『Fate』ファンの期待値は高いが、その期待に充分応えてくれそうな映像となっている。 さて、続いてはその他の新作アニメニュースを。 武内友が「月刊少年マガジン」で連載中の社交ダンスマンガ『ボールルームへようこそ』(講談社)がTVアニメ化されることに。 珍しい社交ダンスをテーマとした『ボールルームへようこそ』は、無気力なごく普通の中学生・富士田多々良がダンスと出会い、その魅力に目覚めていくというストーリー。 監督:板津匡覧、シリーズ構成:末満健一、キャラクターデザイン:岸田隆宏、アニメーション制作:Production I.G、そしてBGMにはUNISON SQUARE GARDENの楽曲「シャンデリア・ワルツ」が使われるという、気合が入った布陣となっている。7月より放送開始予定。 ミニカーといえばこれ! と多くの人が連想するタカラトミーのミニカーブランド「トミカ」を題材としたアニメ、『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』が今年4月より放送が決定! 近未来を舞台に、災害や犯罪、事故に対応する新組織「機動救急警察ハイパーレスキュー」は、警察や消防、救急などの能力に特化した専用マシン“ドライブヘッド”を開発。“ドライブヘッド”の適性を見いだされた主人公・車田ゴウらがマシン操縦して街を脅かす危機に立ち向かう……というこのアニメ。 なんと発売から47年、880種以上の車種が発売され、累計販売台数6億台を超えるというロングセラー商品「トミカ」だが、アニメ化されるのは意外にも初めてのこと。制作を手掛けるOLMの手腕に期待したい。 動物擬人化アニメ「けものフレンズ」ひそかな人気 飼育の園にファンも 「けものフレンズ」(テレビ東京ほか、火曜深夜1時35分)という深夜アニメが流行している。人の姿をしたかわいい動物たちが、ほのぼのとした会話を繰り広げながら世界を旅するストーリー…のはずが、「人類は絶滅した」など不穏な世界観も漂い、その“ギャップ”が受けているようだ。 同作は平成26年に始動したゲームや漫画などとのメディアミックス作品で、アニメは今年1月に始まった。主人公・かばんちゃんは「自分が何の動物か」を確かめるため、ネコ科のサーバルを擬人化したサーバルちゃんとともに、巨大動物園「ジャパリパーク」を旅する-という筋書きだ。 ニコニコ動画の第1話再生回数は300万超え。ネット上では「すごーい!」「君は○○なフレンズなんだね!」など、せりふをもじった言い回しが流行している。歌手で俳優の星野源さんらファンを公言する著名人も少なくない。 放送開始後、各地の動物園にも影響が表れ始めている。サーバルを飼育する多摩動物公園(東京都日野市)は「放送前後を比べると、サーバルの展示場が混みあっているのは間違いない」、コツメカワウソなどがいる東武動物公園(埼玉県宮代町)は「アニメファンとおぼしき方々を見かけるようになった。じわじわと盛り上がっているのを感じる」とそれぞれ話す。福原慶匡(よしただ)プロデューサーは、「(盛り上がりは)想定をはるかに超えている。『癒やし系』というオブラートに包まれた縦軸に、骨太なストーリー展開という横軸が貫かれているのが評価されたのでは。アニメ好きの方々の間で、この作品がある種の“共通言語”になっているのがうれしい」と話している。 | |