癒されること間違いなし!?のんびり新米魔女のちょっと不思議な日常を描いた『 ふらいんぐうぃっち 』
癒されること間違いなし!?のんびり新米魔女のちょっと不思議な日常を描いた『 ふらいんぐうぃっち 』 引用元:http://anibu.jp/08jul2016-flyingwich-32905.html 6月も終わり早いもので7月になりましたが、6月は祝日もなかったし、暑かったし、梅雨でじめじめしたしと疲労と心労が溜まって今がまさに疲れのピークという人も多いのではないでしょうか。 毎日世間の忙しない荒波に揉まれ、職場や学校では人間関係に翻弄される現代に生きる人々に求められるのは純然たる癒しなのです。せめて家でゴロゴロとTVを眺めてるときくらいはリラックスして脳からα波を全開に放出してだらだらと過したいですよね。 今年の4月から、そんな休日の深夜に観ている人々を、シャンランランラ~と癒し続けてきた田舎の魔女の物語をあなたはご存知ですか? 今回は、15歳で横浜から弘前に一人立ちしてきた魔女見習い小幡真琴ちゃんの日常を描いた日常+ちょっと不思議系な癒しアニメ『 ふらいんぐうぃっち 』をご紹介します。『 ふらいんぐうぃっち 』のあらすじ キャッチコピーは『-新米魔女、青森で勉強中です。』 自然が多く、資源が豊富な東北地方に住むことが多い魔女たちは、15歳になったら一人立ちしして社会に出る。そんなしきたりがあるのだとか・・・。 主人公・小幡真琴もそんな15歳の魔女見習いの一人。一人前の魔女になるため、黒猫のチトさんと一緒に青森の親戚の家に引っ越してくるところから物語は始まります。 青森で久しぶりに再開した又いとこの圭や妹の千夏、新しく友達になった、なお達と過ごす悠々自適な毎日は楽しいことばかり。 時折起こるちょっと不思議な出来事と魔女の修行もほどほどに、今日も楽しくのんびり魔女の青森でのまったりとした日常が過ぎていきます。 不思議なことが起こるけど、それも魔女の日常!? 主人公が魔女と聞くと、なんだか壮大なファンタジーな雰囲気のあふれるイメージが先行してしまいますが、魔女といっても見た目はただの女子高生でありほとんど作中では魔女っぽいことはしません。 せいぜい箒に乗って数回飛んでみたり、食べるとなにをしても笑ってしまう初級レベルの可愛らしい魔術をかけてみたりする程度で、あらすじからもわかるようにのんびりとした”魔女の日常風景”を切り取ったアニメで、その中で一種のスパイス的な役割として魔法や非日常的な描写が登場します。 りんごの収穫を手伝ったり、山菜を山に積みに行ったり、地元の祭りに参加したりと 青森という自然豊かの風土の中でゆったりと流れる【日常】の出来事を描きつつも、真琴が”マンドレイク”をとってきたり、”春の運び屋さん”というちょっと怪しい異邦者がいきなり訪問してきたり、普通の人には廃墟にしか見えない幽霊の経営する喫茶店にいったりと、日常の中にとてもナチュラルに【ファンタジー】的なシーンが登場します。 通常であれば非日常と言える事柄も魔女にとっては日常の出来事なので、いのもの出来事のように均等に流れていくことで空気感を壊すことなく非日常が日常の中に溶け込んでいて「青森の田舎では、本当にこんなことが起きてそう」と思わせるくらいまったりと日常系アニメとして観ることができる作品なんです。 なんて言ってるんだ!?津軽弁! 方言っていいですよね。方言萌えなんて言葉あるくらいで方言って妙なフェティシズムを感じてしまいます。特に京都弁はなんだか妙にそそられてしまいます…。 しかし、数ある方言アニメの中で翻訳が必要なほどの方言を喋るほどのアニメがあったでしょうか…。ふらいんぐうぃっちの舞台は青森県弘前市。真琴の居候先のお父さんはバリバリの津軽弁を喋るのですが、3話で真琴が魔女修行の一環で野菜を育てたいと相談したところ……。 父『えのうらさあるはだけっとば、つかえばい くおがってまってらはんで なんぼがとろけねば まいけどあそごだばいぴょん(ry』 決してドラクエの復活の呪文ではありません。家の裏に畑があるので使っていいよ~ということを言ってるのですがいやはや…本場の人曰くアニメのアクセントはまだマイルドなほうなんだとか…。こんなリアルな方言もこのアニメの見どころの一つでしょうか。 地味に飯テロアニメ!? この作品、料理を作ったり食べたりする場面がやたらと多く夜中に見るにはお腹のすいちゃいそうな”飯テロ”に苛まれるアニメでもあります。 二話ではちょっと渋めに”ふきのとう”を天ぷらにして食べていたり、十話では高校の調理実習で美味しそうなハンバーグカレーを作っています。そして十一話ではなんともおいしそうなパンケーキを頬張るシーンも。 前菜からデザートまでやたらと力の入っている飯テロシーンにも注目です。 『 ふらいんぐうぃっち 』は地元の後押しも熱い!? 作品の和やかな雰囲気に誘われて、舞台となっている青森県の弘前市にはいわゆる聖地巡礼に訪れる人も多くいらっしゃるようで、弘前駅では出口には大きな看板が掲げられ6月4日からは弘南鉄道大鰐線で「ふらいんぐうぃっち」の裸ピング電車も運行中、車内アナウンスも行われています。 そして今年の夏の目玉として、8月1日~8月2日行われる、青森県弘前市にて行われる弘前四大まつりのひとつである「ねぷたまつり」のコラボが決定。「ふらいんぐうぃっち」キャラクターねぷたコンテストが行われます。 作品の空気や雰囲気を実際に肌で感じられるのもきっと作品の魅力の一つでしょう!ちなみに公式でも声優さんたちが、聖地をご紹介するムービーも公開中! 田舎ならではの雰囲気に魔女のまったりとした日常をプラスした独特の空気感、キャラクターたちのゆるいやり取り、飯テロはちょっと怖いけれども就寝前に観るのになんと最適なアニメでしょう。見終わったあとは穏やかな気持ちで健やかな入眠が迎えられること請け合いです! のんびりと流れる魔女の日常をあなたものぞいてみてはいかがでしょうか? 意外とあるよ、たぬきの出て来るアニメ特集! 引用元:http://anibu.jp/20170209-tanukiamimetion-46229.html アニメによく出る動物といえばなんでしょう。一番多いのはやはり猫でしょうか。『けいおん!』『猫の恩返し』など沢山のアニメに登場しています。他にも、『ご注文はうさぎですか?』でうさぎが出たり、『ぼのぼの』でらっこやアライグマが出たり、探せばいろいろあるものです。 今回は、そんなアニメに出てくる動物の中でも「たぬき」に注目してみたいと思います。タイトルからしてたぬき!『平成狸合戦ぽんぽこ』 まず一つめは、『平成狸合戦ぽんぽこ』。もうタイトルからしてたぬきです。たぬき全開です。主人公がもうたぬきですからね。 このアニメ、あのスタジオジブリ制作の劇場アニメ作品なんです。タイトルくらいは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。 たぬき達の物語なので、子供向け作品のイメージを持っている方もいるかもしれません。しかし、意外にも中身は結構重いです。 物語の舞台は開発が進む多摩ニュータウン。 山が伐採され、住処を追われたたぬき達の反逆の物語です。『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場するたぬき達は、二足歩行をしたり言葉を話すことが出来、さらには変化の術すら使いこなします。 人間達の勝手な行いに怒ったたぬき達が、人間など殺してしまえ! と過激な行動に出ます。 人やモノに化けて驚かし、重傷者が出るほどの事故を引き起こしたり、お化けに変身して山の祟りを演じたり、します。そう、重傷者が出るんです。人間は人間で、罠を仕掛けてたぬきを捉えたり、車でたぬきを轢き殺したりしています。 かなり過激です。 そんなこのアニメのキャッチコピーは、「タヌキだってがんばってるんだよォ」。 このアニメを見ると、都市開発についていろいろと考えさせられてしまいます。 日常系?コメディアニメ『それでも町は廻っている』二つ目は、2010年10月~12月の間に放送されたアニメ、『それでも町は廻っている』です。 女子高生・嵐山歩鳥とその周囲を描く日常系コメディアニメです。このアニメの面白いところは、舞台が高校だけではないというところ。なんと、子供から大人まで個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。 また、日常系とは言いつつも、死後の世界が出てくるちょっと不思議な話や、宇宙人が登場するSFっぽい話、推理シーンのあるミステリーみたいな話など、ストーリーのバリエーションも豊富。 一作で様々な要素を楽しめてしまう贅沢なアニメです。 その多彩な登場人物の中に、ジョセフィーヌという飼い犬がいます。犬ということになっているのですが、どう見てもたぬきです。そんなジョセフィーヌの活躍するエピソードもあるのです。可愛くて面白いジョセフィーヌに注目です。 2017年4月からTVアニメ第二期の放送スタートの『有頂天家族』にもたぬきでてます最後にご紹介するのは、2017年4月からTVアニメ第二期の放送がはじまる、『有頂天家族』です。原作小説の作者は、高い文章力個性的な文章が特徴的な森見登美彦先生。その独特な語りを再現した、文学的でユーモアにも溢れたアニメです。 主人公・下鴨矢三郎は下鴨神社・糺の森(京都)に暮らすたぬき。人の姿に化けることができるたぬきです。「面白きことは良きことなり!」の精神を掲げ、自由気ままな毎日を生きています。 そんな彼とその家族が、狸鍋を目論む集団に襲われ――というストーリーです。 家族愛も描かれたアニメです。 どれも癖の強いアニメです。少し変わったアニメや、程よく考えさせられたいアニメを見たい方にオススメな作品です。もちろん、たぬき愛好家にもオススメですよ。 | |||||||||