「温泉むすめ」本格始動でアニメPV公開 クラウドファンディングもスタート
「温泉むすめ」本格始動でアニメPV公開 クラウドファンディングもスタート 引用元:http://www.excite.co.jp/News/anime_hobby/20170315/Animeanime_32957.html 温泉地をキャラクター化したプロジェクト「温泉むすめ」が本格始動した。動画工房制作によるアニメPVとキービジュアルが公開され、サポーター募集のクラウドファンディングもスタートした。 「温泉むすめ」のキービジュアルには草津結衣奈をはじめとするメインキャラクターたちが集結。「咲かせるよっ! みんなの湯の花!」と温泉地の応援を宣言した。 イメージPV第1弾は可愛らしいキャラに定評のあるアニメ制作会社・動画工房が担当。バスタオル姿の少しセクシーな「温泉むすめ」たちの姿が描かれている。テーマソング「未来イマジネーション!」の作詞はTRUEとしてアーティスト活動も行っている唐沢美帆が務めた。 Makuakeではプロジェクトのサポーターを募集するクラウドファンディングがスタート。リターン品として「未来イマジネーション!」を含むオリジナル楽曲を収録したミニアルバム、原案イラストレーターによるキャラクターブロマイド&アクリルキーホルダー、アニメキービジュアルを使用したタペストリー、出演声優によるサイン色紙などが用意された。 さらにアニメイトタイムズではキャスト陣がパーソナリティを務めるWEBラジオの配信が決定。4月9日には秋葉原で初のファンイベント「YUKEMURI FESTA Vol.1」も行われる。イベントでは会場でしか聞けないトーク中心の企画を実施する予定だ。キャストたちの制服姿も初披露されるため、多くのファンで賑わいを見せるだろう。参加方法や出演者、開催場所などの詳細は3月20日ごろに発表される。 「温泉むすめ」は日本全国の温泉をモチーフにしたキャラクターと、声を務める声優たちがアイドルとして活動するプロジェクトである。まずは音楽活動から始まり、最終的にはゲーム化、TVアニメ化を目指している。 「けものフレンズ」は新しいジャンルのアニメ?たつき監督インタビュー 引用元:https://webnewtype.com/report/article/100521/ 1月から放送が始まったテレビアニメ作品の中でも、独特の空気感がにわかに注目を集めている「けものフレンズ」。このアニメに登場する、動物をモチーフにしたキャラクターたちが爆発的に視聴者のハートを掴んでいるのは何故なのか――。ここでは、月刊ニュータイプ1月号(2016年12月10日発売)に掲載された たつき監督のインタビューを特別掲載。あの独特の雰囲気が醸し出される秘密に迫ります。 ――動物をモチーフとしたキャラクターが多数登場する「けものフレンズ」。ゲーム、漫画とさまざまなメディアで展開されていますが、アニメ化にあたって他メディアとの世界観を統一してほしいといった要望などはありましたか? たつき:他のメディアを意識してほしいというより「アニメはアニメ独自のイメージでつくってもらえれば」ということでした。その言葉にやりがいを感じつつも、結構プレッシャーもありましたね。制作はわりと同時期から進めていたんですが、アニメが世に出るタイミングが後になってしまったので(笑)。どうしても先に出たもののイメージが強くなりますからね。ただ、コンセプトデザインの吉崎(観音)先生のなかには、きちんとした世界観があるんですよ。だから、さまざまなメディアで展開はしていますが、すべての中心となっているのが、吉崎先生がもつ「ジャパリパーク感」なのかな、という気がしています。 ──今回、監督のなかではどういう面を打ち出していこうと思われていますか? たつき:僕が担当することになったのもフルCGが決め手だったので、やはりそこは自分たちの強みだと思って臨んでおります。今回、吉崎先生は動物のしぐさにとてもこだわっていらして、本作ではCGの方がそのしぐさをうまく表現できるのではないかと思われたそうです。あとは、なるべく世界観をきちんと見せてあげられるように、引きのカメラで撮ったり、描く時に避けてしまいがちな足まで映したカットを入れたりしています。そうすれば、パークの背景や美術も表現できて、より世界観を感じてもらえるんじゃないかと。ただ、基本的に背景は自然しかないですからね(笑)。ごまかしようがないので大変です。 ──難しくはあっても、そうした引きのカットこそアニメ独自の表現になりますよね? たつき:そう思って作業しています。キャラクターはCGですが、背景は手描きなんですよ。だから、すごく頑張ってもらっています。サバンナとかジャングルとか、パークのいろんな場所の魅力を出して生かさなければならないので、撮影さんや美術監督さんも含め、自然物しか出てこない作品ゆえの、「らしさ」は強く出るようお願いしました。 ──今回、Vコン(ビデオコンテ)で制作されていますが、その手法を取られた理由は何ですか? たつき:先ほどの話にもあった、しぐさや動きを大事にしたいというのがありました。それに吉崎先生との打ち合わせのなかで、「間や感情も大事にしたい」という話が出たんです。それなら間や空気感を先行してしっかりつくれるVコンがいいんじゃないという話になりました。たとえば、サーバルがしっぽをタンタンとやっている時のリズムとか、そういうものは絵コンテでは表現しきれないので、今回はVコンを選択してよかったと思っています。そのためにご迷惑をおかけすることになってしまった方々もいるんですが(笑)。 ──先日、第1話の収録があったそうですが、アフレコ現場はいかがでしたか? たつき:僕としては、ひとまずホッとしました。キャストの方々に関しては、皆さん、どんどんキャラクターをつかんでいかれたように思います。音響監督の阿部(信行)さんが出される指示を聞いて、僕のなかのサーバル像も耳からの情報でより立体的になった感じがしました。これからまた、その感触をフィードバックできればいいなと思っています。 ──これまでの工程を振り返って、いちばん苦労されているのはどんなところでしょうか? たつき:パークの空気感を損なわないようにすることには、いつも胃を痛めていますね。それがいちばん大変です。それと、個人的に「けものフレンズ」は劇薬のようなものを排除した作品だと思っているんです。異物がいきなり登場したり、誰かの死を描くような作品ではないので、ちゃんとキャラクターの中身を考えてていねいに描かないと、お話としての波が出にくいんですよ。観てくださる方に、ちゃんと物語の上下感を楽しんでもらえるよう、その部分には注意するようにしています。 ──比較的穏やかな作風であるのはもちろんですが、本作を監督なりにひと言で表わすとどういうアニメになりますか? たつき:こういうパークがどこかにあって、実際にそこへ遊びにいってみるイメージですね。後ろからサーバルたちを追いかけているような感じで見ていただけると嬉しいです。独特なテーマパークなので、道中の景色や空気感をキャラクターと一緒になってお楽しみいただけると思います。いろいろなエリアを見ながら、行く先々でフレンズたちといろいろなことが繰り広げられます。だから、実はロードムービーの要素もあるんですよ。サーバルたちの旅を、ぜひ見守ってやってください。おそらくニュータイプの読者の方は、吉崎先生とフィーリングが近いのではないかと思っているので、アニメも気に入っていただけるはずだと思います。これまでのアニメのカテゴリーにない、「けものフレンズ」という新ジャンルのアニメを楽しむつもりで待っていてください。よろしくお願いいたします。 | |||||||||